巨大餃子でお酒を飲もうよ

第3話



osukai君とこねる作業を交代した僕はする事がなくなったので、 一人でニラを股やワキに挟んで遊んでいたら、 ネチョネチョだった粉たちはosukai君の手によりいつの間にか綺麗な一つの塊になっていた。





もう手がベタベタにならない事を知った僕は「僕もこねたい」と自分勝手な主張を押し通し、 再びこねくり回す。

そしたらば何故か僕の指にネバネバと張り付いてきたもんだから 「???」みたいな顔してると、T君とosukai君が

「お前は指使って捏ねてるから駄目なんだよ、ペッ」と唾を吐き捨てるように助言してくれた。

なるほど。 指を使わず手のひらで捏ねてみたらくっつかなかった。

「僕綺麗にこねれたよ!」と、満面の笑みで振り返ってみると 「当然だろ、ペッ」と唾を吐き捨ててる二人の姿があったので暗い気持ちになったのだ。



とりあえず、こうして皮の元は完成した






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