巨大クレープ

第六話



いつの間にかT君はパンツ姿になり、作業は続く。


ソーセージ・ベーコンを乗せ、次はレタス。


ほんと田所君よく働くなあ・・・

僕・撮影
T君・飲酒
田所君・頑張る
の図式が出来すぎて、作業写真が田所君しかなく、非常に申し訳なくなる。



レタスの次はシーチキン。

田所君は以前コンビーフの缶開けで指をざっくり切ってしまったドジっ子なので、 シーチキンの缶開けをドキドキして見守る。

無事缶開けに成功し、シーチキンを乗せる。


これで全ての具を乗せ終えた。
2.5キロの巨大クレープももう完成間近だ。
シーチキンの油で妙にテカテカして気持ち悪いけど気にしない。







次はいよいよクレープを巻く。
一応は皮同士をくっつけたのだが、あまりに頼りない接合部分に不安が残る。

「多分接合部分がやわ過ぎて破れると思うけど頑張ってね!」と 巻き担当のT君と田所君にプレッシャーを与えつつ、カメラを構える僕。







T君「そりゃ!」













田所君「そりゃ!」







どーん









やったあ!これはどう見ても巨大春巻きにしか見えない何かの完成だ!!




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