巨大うどん

第三話
 




袋が破れて小麦粉玉が不衛生になっても、どうせ食べるのは僕ら二人だしまあいいか! の気持ちで袋が破れた事実を華麗にスルーして作業を続ける。



何がどうなったらこの踏む作業が終わるのかよくわからないのだが、まあ 十分に踏んだと思うので小麦粉玉を袋から取り出す。

三つの小さな小麦粉玉が合体して巨大な小麦粉玉に変貌していた。





レシピには「踏んだ後は2時間ほど寝かせる」と書いてあったので、寝かせる 事により小麦粉玉にどのような変化が現れるのか全くわからないが、とりあえず レシピに書いてあるままに2時間寝かせる事にした。





そして2時間後。





板の上に張り付き防止の片栗粉をまぶし、巨大小麦粉玉を置く。






ある程度の太さになるように調節するのだが、思いのほかぺったんこに伸ばしすぎてしまった。




これでは巨大な太いうどんではなく、ただのそこそこ太いだけのうどんになってしまうので、 もう一度捏ねて丸めなおそうと試みたのだが、既に小麦粉玉には張り付き防止の片栗粉が くっついてしまって









くっつかなくなってしまいました。




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