巨大プリン

第三話
 




プリンを冷やしだしてもう数時間が経ち、明るかった外も真っ暗になったので 「そろそろいけるかな」と思い、ベランダにて冷やしていたプリン汁を部屋に運ぶ。






プリンの容器の上に鍋を被せる。






エイヤ!とばかりにひっくり返す。






床に置き、そして持ち上げる。







言わずもがな、崩れるか崩れないか、ここで成功か失敗かがはっきりするわけで否応無く緊張感は高まる。







慎重に容器を持ち上げる。







ズププププ・・・というプリンが容器からずり落ちる時の独特の音を立てながら ズププププ・・・とずり落ちていくプリン。

今のところ崩壊の兆しは無いが安心は出来ない。慎重に持ち上げる。




「おお今回は結構いけそうじゃねえの?」

「立ってるっぽいよね」







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