巨大牛丼再び

第五話
 





自分たちのポジションを見つけ損なってボーっとするクズどもと働く人。の図。

「ほんとクズだな、お前ら!!」と一喝してやろうと思ったんだけど、 僕も炊飯器の前で右往左往するだけだったし、僕や彼らが居なくても女性参加者が物凄く テキパキ働いてくれるので「うおお超楽の上にラッキー」と思ったのだが、これじゃあいかん。働かねば。



そう思い炊飯器の前に米袋を持ってきて米を炊こうとするも、ガスで炊く炊飯器しかなく、 家の炊飯器とは勝手が違い慌てる僕と数人の参加者。

自分ちの炊飯器だと「このメモリまで米を入れてここまで水を入れればいい」 とわかるのだが、これは勝手の違うガス炊き炊飯器。

米何合に対して水どれだけ入れればいいかもさっぱりわからずで困っていると、 米袋の裏に米と水の分量が書いてあってラッキー!
計量カップもどこからか発見出来ていい感じ!





さあ慣れないガス炊き炊飯器で頑張るぞ!と思ったら、普通の炊飯器もあった。
メモリも各家庭でお馴染みのやつで非常に使いやすかったので普通の炊飯器で炊く事にする。



しかし普通炊飯器は二つしかなく、一度に7キロは入りきらずいくらか米が余ったので 「ああ、2回も炊かなきゃ駄目なのか。めんどっちいなあ」と思ってたら、 津短さんが「俺、ガス炊きにチャレンジしてみます」と言ったので「頑張ってください!」と僕は答えたのと同時に 「失敗しても俺のせいじゃないもんねー、ラッキー」と心の中で大爆笑したのだった。




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