巨大牛丼再び

第三話
 




買い物を終え、料理実習室に戻ってきた。
とりあえず買った物を机の上に並べてみる。



米・ステーキ肉・タマネギ・ゴボウ・すき焼きのタレ・紅しょうが・・・





調味料もなんだかいっぱいあるのだが、どれも何にどうやって使うのか用途不明で またしても間抜け面を浮かべる男参加者たち。
男女で区別するわけではないが、やっぱり女性たちは凄いなあと思った。

それにひきかえ、僕やおやつ君や鎖骨さんなんかは阿呆の顔をして 「すげえなあ」と呟くのみ。
本当に男はクズだな!と言わざるを得ないし、言われても仕方の無い光景だった。



女性参加者たちの働きっぷりから、本当に「テキパキ」という擬音すら聞こえてきそうな感じがする。
「わあお、超楽、俺いらねーじゃん!ラッキー」と、一寸思ったのだが、働かない主催者なんてクズ同然なので 「僕にも何か出来る事はないかなあ」と思ってうろうろするも












輪に入り損ねた。




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