巨大牛丼再び

第二話
 




スーパーに到着。

買う物は牛肉ステーキ・米・あとなんか味のついた汁!
みたいな感じで計画していたのだが。
今考えれば「味のついた汁」て。なんなんだと思う。


まあともかく買い物においても計画性の無さが参加者の方々に露呈してしまった。
当初は米炊いて、ステーキ焼いて、あとは適当になんか牛丼のタレかなんかかけて完成!
と思っていたのだが、 さすが女の子と言ったところか、女性参加者が味付け用にみりんとか砂糖とか塩を チョイスする。

おやつ君と「砂糖って何に使うのかな?牛丼って塩っ辛かったけ?」と、 その調味料の使い道すらわからない始末で、間抜け面を浮かべながら女性参加者の買い物の様子を眺める。






ステーキ肉12枚。
米7キロ。
タマネギ8個。
ごぼう2本。
すき焼きのタレ2本。
みりん1本。
紅しょうが1袋。
砂糖・塩。
飲み物ペットボトル数本。

いつものメンバーだけなら明らかに買ってないであろう物がいくつもある。
「無くても食える食える。塩とかいらんねん」とか、語尾に(笑)つけた感じでヘラヘラ笑ってたと思う。
こういう細かい調味料なんかで味に差が出てくるんだろうなあ、としみじみ思った。



ともかくこれをレジに持って行こうとカゴを掴んだらあまりの重さに肩が抜けそうになる。
「吉田さん大丈夫ですか?」等と女性参加者に気を使われたりしながら、頑張って「男ですから!」みたいな 顔をしてレジに運んでいき、会計を済まし、袋に詰め分けていく。





そしてまた再び「男ですから!」みたいな顔をして1人で3袋を持ったらば






平気ですよーと言いつつも、買い物袋を引っ掛けてる腕が凹んでた。




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