巨大のり巻きを巻きます

第3話
 




数十分が経ち、ご飯が炊けた合図の電子音が鳴り響く。

炊飯器のフタを開けると



モワーっと食欲をそそる湯気が立ち込めてきたので、 「ご飯とタクワン食べたいなあ」と、正直HUGEなんてどうでもいいという気持ちが 頭の中を過ぎったが、「ここで諦めてはせっかく買ったマグロや他の材料が勿体無い」 と思い直す。
だが「マグロも晩飯に食えば勿体無くないよなあ」という誘惑も頭を過ぎったのだがなんとか払いのけ、 炊飯器のご飯を巨大鍋に移す。






しゃもじでご飯をすくい鍋に移す際に



熱のこもった炊飯器の縁にうっかり腕を当ててしまい火傷を負ってしまった。



「うおお、すげえ熱いしひりひりするぜ」とのた打ち回っていたのだが、 10秒くらい痛い痛いと叫んでたら



あんまし痛くないやと気付き、作業に戻った。




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