巨大のり巻きを巻きます

第2話
 




買い物もすんで、今から巨大のり巻き作製を開始する。
ご飯を炊く為に炊飯器を僕の部屋に持ち込む。
とりあえず時間がかかるであろうご飯から先に片付ける事に。


「計量カップないの?一合ってどんくらいかわからんから」と言うT君。
普段自炊なんかしないもんだから、ご飯を炊く事すら適当な僕は 台所まで計量カップを取りに行くのが面倒くさかったので 「そんなん適当でいいよ」と言うと 「目分量でやったらご飯ベチャベチャになるよ」ともっともらしい意見を述べられたので 「ああ、ベチャベチャは嫌だなあ」と思った僕は台所へ計量カップを取りに行った。




僕が台所から取ってきた計量カップには満タンで300ccのメモリのある物だったのだが、 300ccとは一体お米何合なのかも検討がつかなかったので、とても便利なインターネットで調べた結果、 満タンまで入れると2合になる事がわかった。


8合のお米を入れ



炊飯器のメモリの所まで水を注ぐ。



無洗米なので洗う手間が省けて非常に嬉しい。
そしてまだあと何度も炊飯しなければならないのでお急ぎモードのスイッチを入れる。

吉田家の晩御飯の時間までに炊飯器を返さないと、ただでさえ疎ましがられているのに、 これ以上家での立場を下げるわけにもいかないので多少美味しくなくなろうが仕方ないのだ。






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