巨大のり巻きを巻きます

第10話
 






お酢を入れ忘れておにぎりの味。



しかも具のマグロと米の割合が明らかに変、いや違う、割合は普通なのだがサイズがでかすぎて なかなか米ゾーンから脱出出来ない、即ちマグロゾーンに辿りつけない、即ち「米ばっかりでおかずも食べたいよう」という 状況に陥ってしまい、非常に困った。


美味しいおかずがあれば米なんていくらでもペロリとたいらげる自信があるのだが、米だけ延々と食べ続けるのは本当に辛い。
おにぎりの味なだけに非常にコッテリしたおかずが食べたくなってくる。


その時



「あんたらこれ食べ」
と、母と共に究極こってり食品カラアゲがやってきた。







「うおおお天からの恵み!まじで!」と喜んだ僕らはからあげをおかずに、そのおにぎり味ののり巻きに再度挑む。



そしたらば、進む進む、食が進む。

のり巻きに噛り付いては、カラアゲをパクリ。
のり巻きに噛り付いては、カラアゲをパクリ。
を繰り返していく内に徐々にのり巻きも小さくなっていった。





カラアゲを手に入れたT君も絶好調で僕らの食はどんどん進む。





お母さんありがとう!




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