巨大たこ焼きを焼きます

第5話
 




タコもチーズもネギも、全部の具を投入したわけですよ。




あとは炊飯器でグツグツ焼く、じゃないな。煮るだけ。

ゲロみたいなどろどろした液体を炊飯器の中に入れてポチッと炊飯ボタンを押して後は待つだけ。

ポチっと炊飯ボタン




何十分後かには片面が焼けて、それをひっくり返してもう片面を何十分か焼いたら完成。
なんだ簡単じゃん、今回のHUGE楽勝ジャン! とか思ってたんですけど、全然簡単じゃなかったです。

今回は吉田家が日ごろ使ってる炊飯器を使うということで、タイムリミットがあるんですよ。 吉田家も晩飯に米食うから晩飯までには炊飯器を返さなきゃならんのですよ。

「遅くても6時までには返してよ」と母に強く念を押されてるだけに、 もし6時までに出来なくても「おかーちゃん、今日の晩飯は米なくてもいいじゃん。延長してっ、ネッ?」とかも言えないですし。

6時までに完成しない場合は生焼けでも食わなきゃならない。もう、ほんと、地獄が待ち受けてるわけですよ。
でもまあ、現在時刻が3時。タイムリミットの6時まではまだ3時間もあるわけだし「余裕ジャン?」みたいな軽い気持ちでいたんですけども 一回目の炊飯を終えて、炊飯器のフタを開けてみたらそんな軽い気持ちとかも吹っ飛びました。








生焼け、とかそんなレベルじゃなくて。
炊飯器に入れた時と全く状態が変わってないんですよ。
期待に胸を膨らませて炊飯器のフタを開けたら、上の炊飯器に入れる前の写真と全く変わらない姿でご対面。

すなわち液体。まだ液体。完全な液体。
全然固まってませんでした。

「それでも、まあ、あと2時間30分もあるわけだし何とかなるんじゃね?」みたいな軽い気持ちだったわけですよ。
この時は。まだ。







Next
Back
Huge
Top

1話 2話 3話 4話 6話 7話 8話 9話 10話 11話
inserted by FC2 system