巨大サンドイッチ

第6話



カロリーメイトですらサンドイッチの具として成立してしまった。
こうなれば何でも合うような気がしたので







隠し味としてイタリアンソースをちょろっとかけてみる事にした。



次の具は納豆。

「アリかナシかで言えばナシになるんだろうけど、いやでも色物商品として納豆サンドというのがあってもおかしくないし、 納豆って色んな料理に用いられてるからなあ。納豆スパとか納豆蕎麦とか。やっぱしこれはアリなんだろうか」

そんな事を考えてる内にいつの間にかケイスケさんの手により納豆サンドは完成していた。





臭い。納豆臭い。
納豆好きなのだがこうも臭いとたまらんので 食パンで蓋をするように重ねると、バランスが悪くなったのかグラグラ揺れるサンドイッチタワー。



「ぐらついてきたねえ」
「じゃあそろそろいっときますか?」
「そうすね」



と、そこで取り出されたのは




















竹ひご。























園芸用の竹ひごを、納豆やカロリーメイト等がギッシリ詰まったサンドイッチタワーにブスリと突き刺す。



「あらー、まだちょっとぐらつくなあ」
「安定悪いすね。もう一本追加しますか」
「そうすね」



もう一本取り出し、




刺す。




ブスリと。

そしたらこれ、食べ物に見えなくなってきたのだ。




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