巨大丼って米何合使うの?

第9話




どーん!!




吐き気を催す程に大量のご飯を前にして 「これ食いきれないんじゃねえの?」という思いが二人の頭の中を過ったが、 もう後戻りは出来ないのだ。


さらにこの上に牛丼の具を乗せ、僕らはそれを食わねばならないのだ。

ホットプレートの上の具をご飯の上に落とす。































完成!!


















と喜ぶのもここまで。

ここからが辛い現実。

僕ら二人でこの巨大牛丼を食べ尽くさねばならない。


明らかに人間の胃の許容範囲を超えた大きさの巨大牛丼だが、 作ったからには食べねばならない。

量が量なので、普通の箸を使っていては食べきるまでにどれ程の時間を費やしてしまうか検討もつかない ので、しゃもじをスプーンに見立てて使ってみる。


さぁ、いざ!と勢い良く、しゃもじを牛丼に突き刺し、すくい上げ、口に入れる。

































・・・・・・・・





























うおおお、牛丼うめえー!




予想以上の美味しさにビックリする吉田とosukai君。

ご飯を炊いて肉とたまねぎを炒めただけなので、不味く出来上がるわけがないのだが、 HUGEの為に朝ご飯を抜いていたので、箸…もとい、しゃもじが進む、進む。




しかし…









丼3杯分くらい食べたあたりで早くも限界が来たようだ。

横を見るとosukai君ももの凄い顔色が悪くなっていた。




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